床暖房種類 ランニングコスト
床暖房の比較を致しました。
床暖房方式は、温水式と電気式に大別されます。
温水式は、熱源(電気・ガス・灯油・熱源交換機)等で温水を作った温水をタンクに貯めて、床下配管を通じて床を温める方法で、ヒートポンプ式もこの中に含まれます。
電気式は、発熱シートを床下に敷設し、電気を印加することで床下で熱源が発熱をする方式です。
初期費用は、
温水式は、熱源+タンク+配管+建築追加費用(配管高さ調整)+施工費用です。
電気式は、発熱シート+コントローラ+施工費用です。
メンテナンス費用は、
温水式は、熱源やタンクや配管など常に動作をしますので不具合発生リスクは常にあります。
電気式は、保証期間10年が多く、コントローラは2年間の保証で交換が必要です。費用5万円程度(手間込み)
ランイニングコスト
設定条件:10畳・8時間・30日・電気料27円/KWH
シートポンプ 3,900円
温水式 4,900円
電気式PTC 3,300~7,300円
遠赤外線式 2,300円
※出典:パナソニックWebカタログ『インテリア建材 暮らし&リフオーム』より
施工について
温水式は、マンションや戸建て2階では、施工条件があり、全てには対応が出来ません。
温水温度は、ポンプ内から出たところと最後では、パイプ内で徐々に温度が下がりますので、室内温度にむら発生する可能性があります。
電気式は、施工現場に条件はありません。
シート敷設場所は、必ず均一の室内温度が維持できます。
電気式のPTC方式は、
国内市場で、多くの企業が採用している方式です。
この方式は、表面の温度次第で部分的にも暖房ON/OFFを自動制御出来る優れた製品です。
しかしながら、温度センサーに半導体を使用しており、その動作温度に達しないとアイドリングを続けて発熱体を加温をし続けます。
寒冷地での使用に際しては、他暖房との併用を明記する電気メーカーもあります。
電気式遠赤外方式は、
発熱体にカーボン繊維から遠赤外線(育成光線4μ-14μ含)を用いています。
カーボンに印加し遠赤外線を放射をはじめますが、床暖房設定温度で電源OFFしても、周辺余熱により遠赤外線を放射します。
ラインニングコストも他社に比べて安価です。
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